20/05/23
土
ブックカバーチャレンジ1日目 … SNS投稿記事より
【休業中に唯一やったことと云えるのが、SNSをにぎわせた「ブックカバーチャレンジ」でした。
これは、読書文化の普及に貢献するため、1日1冊・7日間、本の表紙の説明はせず、ただ表紙の画像をアップするというもの。1日1冊投稿するごとにどなたか1人にバトンを渡していきます。
Instagramのお友達からバトンを受け取り、5月9日からスタートしました。
ここではInstagramとFacebookに投稿した「ブックカバーチャレンジ」7回の投稿を順に転載していきます。】
■ブックカバーチャレンジ1日目は1998年、セゾン美術館で開催された展覧会の図録『ディアギレフのバレエ・リュス展』。
この展覧会を観なていなかったら、エフェメラの重要性を理解することも、モダニズムやアヴァンギャルドに傾倒することもなかったかも知れません。いまの日月堂の骨格をつくるきっかけとなった1冊です。
バレエ・リュスに関する日本語の文献としておそらくは最も詳しく、また使い勝手もよく出来ていて、関連商品が入荷するたびに頁を繰ることになります。結果、カバーの擦れなど"使用感満点"な姿となりました。
■このチャレンジでは、小店の舞台裏を少しだけご覧いただければと、付箋、ページ角の折込み、書き込みや線引きの多いものから7冊、自宅の書棚より選ぶことにしました。古本屋の蔵書としては失格の誹りを免れない状態ですが、普段は陽の目の当たらない書物に少しは報いてやれたなら、とも思います。
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