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06/08/20 Information

■夏季休業も終え、今後は当面火・木・土曜日の12時~20時で営業いたしております。ご来店のほど、よろしくお願いいたします。 休業期間…といっても働いてるうちに終わってしまいました。ひとつは「印刷解体vol.3 LAST!」の準備で。4日間・延べ18名のフル稼働でとりあえず積み出し可能な状態に。画像は日々積みあがっていった商品が待機している様子、とでもいいましょうか。欧文活字は24ポ・クリスタルスクリプト、30ポ・フーツラメジウム大文字小文字、18ポ・センチリーオールド大文字小文字などの他、オールタネートゴシック、ピラネシイタリック、バンハードGライト、カスロンエクストラコンデンス、ゴーデーボルド、エングラーフスシェイド…(と書き出すとまるでお経のようですがこれでもまだほんの一部)等々を出品いたします。「印刷解体vol.3 LAST!」については、ロゴスギャラリー 印刷解体vol.3 をご参照ください。

■で、その「印刷解体」。自分のところのこともやらないといけなくなってまいりまして。ウチは何を出すんだ?…のほんの一例。画像は明治20年に発行された『英語日用弁』。手のひらに収まる小さな本で、単語毎にヘタウマなカットが配されています。当時、どういう単語がわざわざ「日用弁」にとられていたかという点でも、なかなか興味深いものがあります。これはまだ、木版で印刷されたものではないかと思いますが、他に明治32年・丸善発行、築地活版製造所印刷『日仏辞典』など、今年は木版・活版入り乱れた明治期の書籍を中心に出品する予定です。あっ。もちろん紙モノも準備中。ところでしかし。「弁」は言葉、くらいの意味なんでしょうが、「英語日用弁」とは…明治の日本人、スケール大きいぞ。

06/07/30 Information

新着品は『ノイエ・ザハリヒカイト文学論』等「建設社」発行の本のしばり、明治時代の和本の教科書類、ロラン・バルトの著作一括はじめ、デザイン的にも資料的にも面白い築地小劇場等戦前演劇の番組表などなど、大漁でした。画像では、新着品の内、戦前映画の宣伝広告コレクションから「メトロポリス」広告、そしてエンボス加工の施された絵葉書コレクション・ファィル1冊分から、その一部をご紹介。絵葉書は、例えばウィーン分離派風の装飾の真ん中に何故か大阪城の写真があったりして、縦横無尽勝手放題な図案に一枚一枚興味が尽きません。

さて、少し気が早いのですが、夏休みのお知らせです。8/7~10「印刷解体」に向けた印刷所での準備作業のため店に入れず、ということもあって、8月6日(日)~16日(水)の期間、店は休業とさせていただきます。8月17日(木)からは通常の火・木・土曜で営業いたします。この間にも「印刷解体」に「机上のK.K氏」目録フィニッシュ作業にと、私自身の眼には今夏も「休み」の文字は見えていないのでした。 ■「印刷解体」については依然、誤解が多いようですが、現在も今後も、小店で活字を販売することはありません。あくまで期間限定・会場限定の即売会として開催するものです。8月下旬までには改めて告知いたしますが、先ずは昨年までの詳細を小店もしくはパルコ・ロゴスギャラリーのウェブサイト・アーカイブでご確認ください。よろしくお願いいたします。

06/07/27 Information

■画像は築地活版印刷所が印刷・発行した明治36年の「略暦」、今週の新着品からの1点で、ようやく「印刷解体」に向けてエンジンがかかってきました。昨日は印刷所で半日打ち合わせ、そして探検。そうしたら何と。出てきました!欧文活字!!当初予定を大幅に上回る書体種のヴァリエーションで。かつて T会館のレストラン・メニューを印刷していた当時のものだという24ポ・イタリック体(軸も斜めになってます)など、「一見の価値あり」です。会場に運び入れるウマを急遽2台追加して、欧文活字をずらりと並べてご覧に入れます(もちろん販売いたします)。また、和文活字もこれまで出したことのなかった2号・3号明朝と4号・18ポ正楷書体を初放出!これで文字種も豊富にご用意できることになりました。こんな貴重な機会、二度とありません…。

■…二度とない。これは言葉のあやではなく、「印刷解体」も今年でいったん区切りをつけることになりました。長年、情報の伝達の、或いは表現行為の担い手として文化を支えてきながら、人知れず消え去ろうとしている活版印刷。一人でも多くの方に、少しでも振り向いてもらう、その切っ掛けにでもならないかと、思いつきで始めた企画です。それが予想もしなかった3年連続開催となったのも、関係各社の皆さん、そして、一本一本、慎重な手つきで活字を拾い出してくださった皆様の力以外の何ものでもありません。企画者としての自分を顧みれば、力も考えもまだまだ充分とはいえず、名残惜しい気持ちもありますが、そうした気持ちのある内に区切りをつけたいと思います。 この最後の機会に、どうか是非ご来場のくださいますよう、心よりお願いいたします。

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