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new arrival

06/10/30 Information

■今週は火曜日(すみません。もう明日です)南青山にあるママたちの強い味方・「モーハウス」で「古本ナイト」をやらせていただくことになり、この日の営業は夜7時までとさせていただきます。戦前の女性実用書・雑誌付録などを中心としたヘンな本ばかりをご覧いただきます。詳細はモーハウスのサイトで。是非ご高覧ください。尚、今週木・土曜は12~20時でしっかり営業いたしますので乞ご来店!! さて、今週の新着品。一つ目はフランスの理美容業界が1958年に開催したコンテストのプログラム。コクトー書き下ろしのイラストをリトグラフであしらった表紙と扉、加えてレオノール・フィニィのリトグラフ一点も収められています。コクトーの扉は二色使い、用紙はアルシュ紙使用、限定1025部の発行。当時の最先端ヘアスタイル画も多数。それにしてもこの贅沢さ、モードの都・パリのプライドでもありましょうか。

■新着品からもう一点。「始政40周年記念(台湾)博覧会御写真」。1935年に開催された台湾博覧会の写真を台北市の山下写真館が売り出したもので、紙焼き26枚に夜景をモンタージュした袋が付いています。博覧会は建築物の実験場ともいわれますが、写真を見ると実際その通り。モダン建築から看板建築、これは実験とはいわないけれど高砂族の蕃屋まであって、まさにやりたい放題の趣があります。しかも植民地時代。台湾を舞台に「日本」だらけ。南方館あり海女館あり(何を展示したのでしょう?)、奈良館のファサードは大仏だし、愛知名古屋館は五層の天守閣にああやっぱり金のシャチホコが…といった按配。さりげなく写りこんでいる人たちは白い麻のスーツの紳士や日傘を差した着物姿のご婦人たちと優雅な姿が際立って、何やら意図を感じないわけでもなく、この頃の図像というのは見るにつけ、やはり単純に面白がっているだけではいけないように思うのでした。とまれ稀品ではあります。

06/10/22 Information

昨日・土曜日より、やっと店に戻りました。突発的なことがない限り、年内は年の瀬までの間、火・木・土曜各日12時~20時で営業いたしますので、ご来店のほど改めてお願いいたします。 ■10/21(土)にリフレッシュ・オープンした目黒インテリア・ストリートの「ジェオクグラフィカ」さんの1階に、日月堂のコーナーが立ち上がりました。本はアール・デコ調のガラスケースに、紙モノはワイシャツなどを入れるのに使われていた引き出しのなかに収まりました。アンティークの家具やアクセサリーなどに取り囲まれた空間で、小店とはまた違った顔を見せています。2階には美味しくてリーズナブルなイタリアン・レストランがあり、地下一階から地上三階まで、一日いても楽しめるとても素敵なお店です。近日中に画像でもご紹介いたしますが、どうぞ是非、お運びくださいませ。

恒例の-と自分で勝手に決めてみると、これが意地でも落札することになりお金のことなど少しというかかなり困る時もありしかし古本屋買わぬことには勝負にならずまぁいいかでも大丈夫か。という次第で-今週の新着品より。1900年のパリ万博の絵葉書コレクションです。アルバム1冊に50枚が収められています。全て未使用。加えて各々余白部に小さく、几帳面な筆跡の日本語で説明が書き記されています。例えば画像上の絵葉書には“「トロカデーロ」ヨリ見タル「シャン・ドゥ・マルス」ノ全景”、下のには“自動廊下ノ図”とあり、おそらく、当時、実際に視察に訪れた日本人が持っていたものでしょう。一体どんな旅をしてきたものか、1世紀以上の時を経て、いまここにあるという不思議。けれど古本屋は単なる通過点でしかありません。わけても、誰かの何かの痕跡の残されているものに対しては、一種の「預かり物」という気持ちになります。せめてまた、より良き旅立ちへの仲介役が務められますようにと、絵葉書を眺めながらそう念じています。 さて、これも大切なお知らせ。卓上活版印刷機「アダナ」の日本バージョンですが、来週金曜日より試作機の内覧会が開かれることに。私も素人ながら拝見しに伺った上で、また詳しくご紹介したいと思います。全国の活版印刷好きの皆様、果報は寝て待てとも申す如く(?)いましばらくお待ちあれ!

06/10/15 Information

「印刷解体 vol.3 LAST!」もとうとう明日で最終日。活字だけで見ると今回が最もよく売れたことになりそうです。告知にご尽力くださった方々、ご来場くださった皆様、本当に有難うございました! ■今週10/16(月)より10/20(金)まで、店は休業させていただきます。やっとのんびりお休み…というワケではなく、目黒通り(通称インテリア・ストリート)沿いにあるアンティーク・ショップ「ジェオグラフィカ」さんで、コーナー展開させていただくことになり、この準備作業に集中するためです。明日より改装に入る「ジェオグラフィカ」さんのリニューアル・オープン日・10/21(土)と同時に、同店内1階で日月堂の古書・古紙コーナーが立ち上がります。家具を中心としたクオリティの高い本格派アンティーク・ショップとして知られる「ジェオグラフィカ」。そのクオリティに相応しい商品をご提案できればと思っています。詳細につきましては改めてご案内いたしますが、店ともどもよろしくお願いいたします!!

新着品のご紹介を少々。上の画像は『LIVRE D'OR DE BIBLIOPHILE 1928-1929』。“愛書家のための輝かしき本”とでも訳すのでしょうか。1929年、パリで限定1800部発行されたこの本は、愛書家が所有するに相応しい本の数々からフロント・ページと挿絵を「いいとこどり」して一冊にまとめたものです。挿絵は元本の手法を踏襲していて、マルティ画のポショワール、マリー・ローランサンのリトグラフをはじめ、当時の人気挿絵家・画家の小口木版、銅板画など、いわゆるオリジナルが多数綴じこまれた、実に贅沢な本となっています。そして下の画像。手製ノートの表紙に『燐葉集』と毛筆書きされたマッチラベルのコレクションです。海外モノが多数を占めるコレクションは意外に少ないのと、その並べ方に感心しての落札でした。これを見ると、マッチラベルのデザインが統一フォーマット+オーダー部分で成り立っていること、オーダー部分の工夫次第で充分個性が出せることなどがよく分かります。デザイン・ソースとしてみても魅力的な一冊です。

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