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21/10/29 華中鉄道直営蘇州駅食堂メニュー2種他


■明後日は早朝より所用のため、更新作業は可能な限り今日中に終えるぞという気合は十分、がしかし最近の作業の遅さは相当なものなので、物理的にも作業量を減らしておこうかな。というわけで、今週の新着品は画像1点分だけにさせていただきます。
先ずは左上、グレーと薄い緑色の印刷物、「華中鉄道直営蘇州駅食堂」の『菜単』=メニュー表2点について。
入札した時点では、同一メニュー・使用通貨別に2種用意されていたのだろうと思っていたのですが、よく見てみると2点ともに「元」による価格表記があり、しかもグリーンのには15種、グレーのには19点と、掲載されているメニュー数が異なることの気付きました。「元」表記による価格にも違いがあり、この2種、どうやら使われていた時期が異なるようです。
華中鉄道のマークを挟んで左側には「確立東亜共栄圏」、右側には「駆逐英美的勢力」の謳い文句があり、メニューには「大東亜客飯」=「大東亜定食」などというものがあることから、1940(昭和15)年以降に使われていたものと見られます。
グレーのメニューからグリーンのメニューになって削られていたのはハムエッグ、オムレツ、玉子丼とソーダ水。明らかに卵の手配が難しくなったことを物語る物証といえそうな内容で、「おおー!」と一瞬自分の中で盛り上がりはしたものの、しかし何故、卵がの用意が難しくなったのかは一介の古本屋なんぞに解けるわけもなく。この謎の答え、ご存じの方がいらしたら是非ご教示下さい。
このメニュー、戦時中の中国大陸~朝鮮半島関係のエフェメラで、誰か一人の人が記念として残していたものではないかと思われるファイル一冊に収められていました。
ファイル中、華中鉄道直営食堂のメニューの次に気になったのが、日本語・孔版刷の上海の地図。左手に西上海駅、右手に黄浦江、左右に一本、静安寺路が貫き、中央に競馬場がある日本語で描かれた地図は、あの時代、上海に渡った日本人が歩いていたのであろう外地・上海の市街をリアルに感じさせてくれて、既成品の地図とは一味違う不思議な魅力を放っています。
上海については他に3点、いずれも「上海メトロポール ホテル」と欧文または日本語表記のある荷札、宿泊客用封筒、ポストカード。シンメトリーで矢鱈に格好いいトレードマーク入りの荷札には麻紐まで残っていて、これまた大変魅力的です。
この他、華中鉄道副総裁名による宴席への招待状、北京の松坂屋の領収証、朝鮮ホテル関係のエフェメラ複数など。小さなグループに仕分けをして分売する予定です。

■日曜日に所用があるので、今週水曜日には期日前投票を済ませてきました。
安倍政権がアップした消費税増税分は社会保障に使われているなんていうのは幻想、法人減税の穴埋めに使われているということ、インボイス制の導入は実質増税であること、かくしてより多くむしられ続けるのが格差社会の低い方からであるということをみなさんお忘れなく。小店店主も底辺ですからね。下のはちょっと胡散臭く感じられるかも知れませんがご参考まで。
https://mobile.twitter.com/akasakaromantei/status/1449739180242718720?t=2Czo-45YQlzBL3TJXRoaEg&s=04&fbclid=IwAR1g5F5J4YLymIcwaXCVMZyoCHyA34wbAreYcGpQrbu-AZNzsOwTntKebMM
ジミントーの先生たちがニチギンとつるんでやってきたこととかも。罪深いと思いませんか。すでに「買い負け」しているお陰で輸入牛肉の価格が高騰してますが。そんなの序の口? 日本人の多くが飢える日もそう遠くない???
その岐路の一つが10月31日という日なのだと思います。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/88752?page=3&fbclid=IwAR3jdrWr8ALoOfcNdN83pRoTdG0ZKZGDz_SSgmT7yJKfbSAifElMNw3Jwjw


 

 

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