■今後しばらく、店は火・木・土曜日の各日12時~20時で営業いたしております。ご来店のほど…。 ■今週の新着品から。『サラリマン物語』と『続サラリーマン物語』(ともに昭和3年刊)。俗に“腰弁”などと呼ばれ、気楽な稼業と揶揄されたサラリーマンの「悲哀」を描いて好評を博した前巻に続き、続巻では“享楽的側面”を述べた、というのが作者・前田一氏の弁。気楽な読み物と思いきや、月給やボーナスなど具体的に数字をあげた記述もあり、都市生活や風俗資料として見ることもできます。前巻の発行が三月、続巻の発行は十二月 、しかも前巻194Pに対して続巻は323P……調子にのって出しちゃった。たぶん。 柳の下に“どぜう”は、さて、いたのでしょうか。