■今週の新着品は雑誌『遊』。杉浦康平がADだった頃のものを含め、30冊ほど落札しました。なかに何故か『数学セミナー』という雑誌が混じっていて、見れば杉浦AD、しかも真鍋博や長新太がイラストを描ています。旧蔵者に思わず頭の下がった一口でした(写真)。この他、翻訳小説の棚二段分ほどが、新着品に入れ替わりました。 ■「印刷解体vol.3」は9/29(金)~10/1(月)で会期が正式に決定いたしました。欧文イタリック体など数に限りのあるもの多数。どうしても、という方はいまからスケジュールをご確認いただけますよう…。
■告知ばかりが先走るweb特集目録「机上のK.K氏」。仕事がたまる。仕事は増える。でアップはやはり9月。になってしまいそうな…。 ■その目録に掲載予定の「フルックス・ウィーク」のチケットでは、最近になって異種の存在を教えられました。誰が?何故?どのようにして?…たった半世紀前のことでさえ、分からないことは、たくさんあります。モノの存在を通して、記録や記憶を再びつなぎ合わせることもまた、古本屋の大切な仕事のひとつなのですが、力及ぶかどうかが問題なのでした。道は遠いぞ。