■「印刷解体vol.3 LAST!」のDMができあがってきました。今年も活版で印刷してみました。がしかし。いまだ全く発送できておりません。なのでまだこんなに手元に留まっております。まずいです。しかし皆様。例えDMが届かなくても、当HPでレポートの頁を開設できなくても(その公算大)「印刷解体」は今年もやります! 名刺の受注受付も開始してます! しかも今年が最後です! 詳細はロゴスギャラリー 印刷解体vol.3 でご確認ください。ホントに今年で最後なんですから。
■さて。久しぶりに新着品のご案内。右は「世界大都会尖端ジャズ文学」(春陽堂)というタイトルだけでも十二分に魅惑のシリーズより、『ジャズ・プロードウェー』(昭和5年)と題する一冊。このシリーズは中身もさることながら装丁がふるっていて、これは絶対に当時の海外の何ぞからパクッたのに違いあるまい。と思ってましたが。この度、決定的な証拠を発見いたしました(というのが下の図版)。パクリ元はロバート・レオナルド氏なる人物による香水の広告のためのイラスト。構図はもとより自己陶酔しているかのような女性の表情、背景の図案、細部の配色に至るまで…全くまぁーったくいっしょ。ここまでやってたとは。実はこのシリーズの「ウィーン」の巻もパクリ元を握っておりまして、シリーズ全ての証拠を挙げたいというのが目下のささやかな夢であります。別に何の役にも立たないけど。 ■「机上のK.K氏」は、受注を終えてみればご注文くださった8割強の方がこれまでのお客様でありまして、小店が世にも稀なる方々に支えられていることを再確認いたしました。本当に有難いことです。おそらくはこれからも、世の中の99.999%は反応のしようもない、ほっそい道を歩いていくんだろうと(=我が性分からして)思いますが、これからもどうかよろしくお願いいたします。ちなみに、在庫のあるものについては引き続きご注文を承っておりますので、稀人志望の方の勇気あるご注文(?)をお待ちいたしております。勇気をもって一歩踏み出せばあとはどろ沼。というのは冗談です。