■松屋銀座で開催中の「第27回 銀座 古書の市」も会期半ばとなりました。当即売会の専用ページに、「当落等ご注文に関する結果につきましては、お申込みいただきました皆様それぞれに、1月中に、順次ご連絡させていただきます。」と書きましたのは、他でもないこのワタクシではございますが、「皆様それぞれ」というところで一部、どうしても行き届かないところが残る目算と相成りました。いやはやなんともでございます。はい。ほんとにもうすみません。
昨日までに、当選品の「ご発送」をご希望されたお客様には、それぞれご案内もしくは商品の発送を済ませております。不躾とは存じますが、それぞれご査収・ご確認のほどお願い申し上げます。
問題は、「ご来場」(会場での商品お引き渡し)をご希望下さったみなさまです。こちらのお客様には、当落のお知らせを個別に申し上げるべところ、時間的および体力・気力的に(ヘロヘロしてます)追いつかず、大変申し訳ございませんが、当落次第で来場されたいというお客様には、会場までお電話でお問い合わせいただければ幸甚に存じます。いやはやなんとも本当に申し訳ございません。
ご連絡は松屋銀座 03-3567-1211(大代表)から8階大催場の「古書の市」会場にまわしてもらい、さらにそこで「日月堂」を呼び出すという、こう書くととても面倒のようにも思われますが実際には至って簡単な手続きであろうかと存じます。誠に恐縮ではございますが、ここは伏して、「よろしくお願いいたします。」お詫びかたがたとり急ぎ…。
■今週はお知らせです。店は1月22日(土)12時~20時で営業した後、来週から2月半ばまで、店の営業、HPでの通信販売やご連絡など含め、少々長いお休みをいただきます。と申しますのも……
■先ずは。この間の1月26日(水)から1月31日(月)、「第27回 銀座 古書の市」に出展いたします。会場は松屋銀座8階大催場、各日10時より20時、会期中無休。最終日の1月31日(月)のみ17時30分閉場となりますのでご注意下さい。
会期中のご連絡は松屋銀座・大代表03-3567-1211より「古書の市」会場の日月堂をお呼び出しいただくか、ご存知の方は日月堂の携帯までお願いいたします。
会場では、すでにアップいたしております目録掲載品以外に、戦前の雑本を数百円から多数ご用意。さらに、絵葉書、ラベル類など小さな紙モノから、フランスの石版刷テキスタイルデザイン・プレートやポショワールのファッション・プレートなど大きな紙モノまで、こちらは100円からご用意いたしております。
通常、店頭やHPではなかなかご紹介しきれない商品を多種多様に取り揃えて、みなさまのご来場を心よりお待ちいたしております。この機会に是非お出掛け下さい。どうかよろしくお願いいたします。
■会期終了後、即売会の後片付けを何とか一段落させて、2月4日(金)から11日(金)まで4年ぶりにパリまで足をのばしてきます。限られた時間内で蚤の市や古紙市を駆けずり回る短期決戦。4年前に比べて資力が向上した気配は一向になく、一方で体力は確実に衰えた今回、あまり期待せずに帰国をお待ちいただければ幸いです。
■かくして1月22日(土)の次に店の扉が開くのは2月の13日か14日か、ともあれHP更新はしばしお暇いただきまして、寒さ厳しき折ではございますが先ずは松屋銀座の大催場で、パリから帰ればまた店で、達者でお目にかかれますように!
■先週、HPにアップいたしました「第27回 銀座 古書の市」の紙製合同目録も漸次お手元に届いているようで、胃の痛い商品受注期間が始まっております。以前にも書いたかも知れませんが、目録の受注期間というのは定期試験の採点結果を待つのととてもよく似た心境を味あわされるもので、いまだに慣れるということがありません。真綿で首、とか、生○○し、とかいう状況下に小店アルジは置かれておりますが、そんなものはかるぅ~く黙殺していただまして、みなさまにはHP、紙製目録ともごゆっくりご高覧、ご検討の上、1点でもご注文をいただければ幸甚に存じます。ご注文が重複の場合、抽選となるお申し込みの締め切りは、「1月25日(火)の午後4時まで」となっておりますので、この点はご注意下さい。
この目録品以外に、会場には戦前の古書を300~1,000円の価格帯中心に、内外紙ものは100円から、現在も鋭意準備中です。目録ではご縁のなかったみなさまにも、是非ご来場を賜りますよう、併せてお願い申し上げます。祈・千客万来!
■そのテのことには至って無頓着な私ですが、ルーティンの更新部分以外に変化があった時などごく稀に、HPのアクセス解析を見ています。このアクセス解析の中で、いつも歯がゆい思いで見ているのが「検索ワード」の2位以下(トップはいつも「日月堂」なので)。例えば今月、2位は74件で「狂死せる高木徳子」。いまなぜ高木徳子? なぜ超マイナーな高木徳子?- 謎です。それはさて措き。同名の書籍は確かに随分以前に一度だけ小店も扱っていますが、以来、私の目にした範囲では1度だけ、他店さんの目録で出たのが昨年のことで、出現すること自体が非常に稀。すみません。これはかなり難しいかと。3位は「ニジンスキー」の20件、さらに「バレエ・リュス+映画」も11件。バレエ・リュスについては、ディアギレフの当時のオリジナルのパンフレットの在庫がまだ十数点、さらに関連の研究書などもあり、お問い合わせいただければ何かお役に立てることがあるやもしれません。4位は15件で「プサイの函」。松澤宥の作品集ですね。ここ数年で幸いにも2度ほど扱うことができました。幸運に恵まれ、また入荷した際には必ず、ここ「new arrival」でご案内いたします。
5位は13件で「アール・デコ+飾り罫」。この手のプレートは実際デコ当時に作られたものがまだまだ、それこそ売るほどありますが、書体と罫線、刷り色など、それこそ無数の好みに合わせてご提案するは困難、しかもネットにアップしても微妙な質感までは到底伝えきれません。こうしたモノはいくら通販が便利になったとはいえ、やはり足を運んでいただきたい、というのが店としての希望でありお願いです。
6位は10件で「ウジェーヌ・グラッセ」。うじぇーぬ・ぐらっせ?アール・ヌーヴォーの?…それならこちらに。ついでに申し上げておますとNo.では7がそれです。
この辺り、大変不親切かとは存じますが、在庫目録とは別の、即売会目録の方でご紹介しており、こちらはサイト内検索とは連動いたしておりません。即売会や特集等の別枠で設定した目録の場合、検索なしでご覧いただくこととなります。20件、10件程度の場合、毎回チェックして下さる数人、いや、一人のお客様の熱意の痕跡である可能性さえあって、検索機能の問題、さらに在庫目録へのアップの遅れなどは、本当に申し訳ないことと思っております。
これまであまり説明しておりませんでしたが、小店「new arrival」で微に入り細を穿ってご推奨するようなお品物については、【 new arrivalで入荷速報 → ご来店およびお問い合わせに対応・販売 →「銀座 古書の市」など即売会の目録販売 → HP・在庫目録 】と段階的に扱う所を変えて販売していく、というのを基本的な仕組みとしております。HPの在庫目録に載るまでには早くて入荷後数カ月年、なかには数年というものもあります。段階が進むほど間口が広くなっていくので、小店の品筋がお好みに合いそうだという方には、早い段階でのHPチェックとご来店、もしくは積極的なお問い合わせ等をお願いいたします - 広い世間の片隅の極々少数派のみなさま、こんな古本屋に遠慮は一切ご無用ですぞ。
■今年は年明けから目録立ち上がり、加えてその後に控えるパリ行きの軍資金などもついつい頭を過るせいもあって「買う」より「売る」方に気分が傾き、鼻の利かない駄目な猟犬状態が続いております。ダメななかでも「これならどうよ。」というのが画像2点目、日本郵船、キュナード・ライン等客船関係の印刷物12点。戦前・伊能忠敬研究の泰斗・大谷亮吉の旧蔵品で、1924年・万国学術会議出席のための渡航時のもの。メッセージカードとしても使える仕様の日本郵船・白山丸の船上ディナーメニューの内1点は、当時日本に残してきた息子に宛てられ、もう1点には後に生まれた娘へのメッセージが綴られていました。何の飾りも感情もなく、ただ単純に事実を述べただけなのに、何故だか知らず思いの深さが感じられます。 「コレハ オトウサンガ バンコクガクジユツクワイギヘ レツセキスルタメ ヨーロツパヘ イツタトキニ ノツタ フネノ コンダテヒヤウデス コノトキ ノブコハマダ ウマレテ ヰマセンデシタ オトウサンガ ガイコクカラ カヘツテカラ ウマレマシタ」